外に出るにも練習が必要(前編)


■ 外へ出るにも練習が必要

こんにちは、引きこもり革命塾の佐藤でございます。
本日は、引きこもってしまった子供にとって、自分の部屋から抜けだし、
外部と接することが如何に大変なことかを私の実体験等からお話したいと思います。
私は、中学1年生の時に不登校となりましたが、その直接のきっかけは、
中学校へ行くと極端にトイレ、具体的にはオシッコが近くなった事でした。
それでも休みながら学校に行っていましたが、どんどんひどくなり、
学校だけだったのが家でも近くなり、ひどい時は5分おきという状態にまでなってしまいました。

父と息子

■ 車での外出練習

そのため始めは外に出る練習から始める必要がありました。
私の場合、父親が理解があったため、私のこうした状況を受け入れてくれて、
父親の手助けの元、父親が運転する車で、外出する練習を開始しました。
それまではなんてことない、車で15分~20分といった近場でさえ「トイレのない恐怖心」から相当の精神的なプレッシャーとなり、
道の途中にコンビニやホームセンターなどトイレに寄れる場所を確認したうえで、外に出る練習を行いました。
そうやってだんだんと長い距離の移動に慣れていき、昔遊びに行った少し遠くの大きな公園や河原などに行けるようになりました。
そうした練習を繰り返していくうちに、とうとう2時間かかる祖父母の家にも再び行けるようになりました。
もちろん、祖父母の家への行き帰りの時は、田舎道なので寄れる店も少なく、何度もトイレに行くので時間もかなりかかり、とても大変でした。
ちなみに当時はなるべく人と接したくなかったので、コンビニよりも店内に入らずに済む、
入り口の横などにトイレのあるホームセンターなどの方が気が楽でした。
このようにして車での外出に慣れていったのです。

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■ ご家族の方へ

折に触れ私は、引きこもりの子供が引きこもりを脱するには、周囲のご家族の理解が必要だと言っております。
このサイトを始めてまだ間もないですが、そのことに対するご批判も相当頂いております。

しかし、自分だけの力で引きこもりを脱することができる子と、そうでない子がいるのは明らかです。

そして、引きこもりの子のほとんどが、自分の力でその状況を脱することができない子達なのです。

ですから、周囲のご家族が、既存の考え方から一歩踏み出して、ご家族の方ご自身が変わって頂きたいのです。
学校へ戻そうとか、会社へ戻そうとか、そういう考えを捨てて頂きたいのです。
先ずは現状を打破し、その次に元の場所に戻るかどうかを考えればいいと思うのです。
私の場合に当てはめてみれば、私の母親は無理矢理私を学校に戻そうとしました。

しかし、そのことで私はより一層引きこもってしまったのも事実で、母親の立場からすれば、
自分の子供が不登校で自宅に引きこもっているなど世間体を気にしてしまったものだったと思うのです。
しかし父親は、私の状態を把握し、先ずは部屋か出るこを優先してくれたのです。

当然父親にしても、世間体は気にしていたと思いますが、
そんなことより「自分の息子の将来」を大切に思ってくれたのだと思うのです。
確かに、子供が引きこもってしまった場合、その子の将来を考えると親御さん自身不安になると思います。
世間体も気になるかもしれません。
しかし、よく考えてください。その子にとって学校に行くことが人生の目的でないのです。
学校は、あくまで人生の選択肢の1つでしかなく、その先には自立し仕事を持つということに尽きると思うのです。
ですから私は、引きこもりの子供を抱えるご家族の方々には、先ずご家族自身が変わってくださいとお話をしているのです。


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